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その人がどうして故郷に戻って来たのか? パートナーの国を出ることを決めた時、聞かれるみんなにこう答えた。 「2~3年でいいから、家族そろって自分の祖国で生活をしてみたい。」 その人は、パートナーの国で暮らした。 今度はパートナーに、その人の大きくなったところを深く知って欲しかった。 今度はパートナーが異邦人となる暮らしは、必ず何かをもたらすはずだと思った。 こどもに故郷を体験して欲しかった。彼のおじいちゃん、おばあちゃんを肌で知って欲しかった。 こどものもう一つの祖国をヴァカンスにゆくところだけにはして欲しくなかった。 その人が、もう一度両親と長い時間を過ごしたかった。彼らの孫とともに。 そして、その人はそれが両親に喜んでもらえるだろうと思っていた。 故郷に自分の仕事が、ましてやパートナーの仕事がそんなに多くないことは想像していた。 けれども祖国に住むなら、両親の家だと思った。 もちろん経済的なこともあった。でも両親に孫がいる生活をしてみて欲しかった。 いま彼らは、とても少ない稼ぎで生活している。 両親に多大な迷惑をかけている。 けれどもお金には代えられない大切なものがそこにあると思っていた。 でも、その故郷にいて、時々いわれることがある。 「それって、ご両親にとってはひどく残酷なことじゃないの? あなたたちが離れることを決めた時に、いっしょに住む前よりもっと辛いんじゃない?」 それはわかっている。離れる時が一番辛いのは、本当にわかっている。 けれども経験や憶い出こそが、誰にも盗まれることのない、 どうやってもなくすことのできない一番の宝物だと思っている。 けれども、そういってくれる人の気持ちもよくわかる。 特にこの国にはそう思う人が多いことも知っている。 そういわれると自分が馬鹿なことをしてしまったのかもしれない…と辛くなる。 もう一方の国だったら、きっと多くの人がこういうだろう。 「それは大きなチャンスだ。二つの国をもつ君たちがうらやましいよ。」 価値観の違い。どちらの考えもわかる者はどうすればいい?
by tabunka-net
| 2007-12-11 16:09
| ひとりごと
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