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今日は、石川県の地場産業振興センターで開催された「外国人訪日促進地域フォーラム」に出席しました。メンバーのH夫妻と、加賀市国際化指導員のSさんと一緒でした。 午後1時に始まって、午後6時過ぎまで、5時間のフォーラム。今回はビジネスの視点でのお話が多く、とてもためになりました。また、業界の人がとても多かったのでそれも刺激的。 第1部の「基調講演」ニュージーランド政府観光局・日本局長 ジェイソン ヒル 氏の「外国人から見たインバウンドマーケットビジネスの発展性」は、期待していた以上に面白かったです。ニュージーランドの統一観光評価システムも知らなかったのでとても参考になりました。 個人的には、どうしてもフランスが基準となり、フランスのインバウンド(世界第一位)と日本のインバウンドを比べてしまうのですが、各国のインバウンド対策も比較すると面白いなぁと思いました。下は、この夏フランスに帰省した時パリのカフェで見かけた、カナダの絵葉書インバウンドPRです。パリに住む人だけではなく、世界からパリに来る観光客をもターゲットにした観光PRです。 第2部「パネルディスカッション」地域独自の外国人促進ベストプラクティスとは何か~訪日外国人の “ベストデスティネーション” を目指して~は、ビジネスの視点での切り口がとても参考になりました。特に中国との仕事の話は業界の人ならではのレアな話や、韓国で受けるものは香港、シンガポール、台湾などでも受けるというお話。ふむふむといっぱいノートをとりました。 第3部事前予約制の「インバウンド相談・意見交換会」は、隣に座っているH氏が「もう俺はずかし~なったわ」というくらい私が発言してしまいました。ごめんなさい反省しています。でも、しゃべりすぎたおかげ?か、沢山の人と名刺交換させていただけたので、とても嬉しかったです。金沢の方、飛騨の方、こういった場でネットワークが広がることが何よりの収穫なのかもしれません。参加者は、石川県の業界の人以外にも、岐阜県や長野県の熱心な行政の方がいらっしゃっていました。 さすが、主催:観光庁、北陸信越運輸局、(社)日本旅行業協会(JATA)。協力:石川県、金沢市、(社)日本ツーリズム産業団体連合会。そして、後援:(社)日本ホテル協会、(社)国際観光旅館連盟、(社)日本観光旅館連盟ですね。 このフォーラムがきっかけとなって、旅行業界だけではない緩やかな、インバウンドプラットホームができたら素敵だろうなぁと願ったフォーラムでした。こんなフォーラムのあとに今年の円陣分科会「石川の多文化共生の進化、深化、新化をさぐる」が出来ていたらもっと良かったかも?とちょっと思ってしまいました。 お会いできたみなさま、ありがとうございました。よろしくお願いいたします。
by tabunka-net
| 2010-12-21 22:54
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